不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

健康検診へ行った。その③

 私は病院に着いた。
 受け付けで検診の旨を話した。
 「いつが良いですか?」
 受付係がこう言った。
 いつって?
 今日やるのではないのか?
 「予約ということになっていて、その日の内にという
ことにはなっていないんです」
 えぇ~!
 そうなのかぁ!
 採血の覚悟を決めて来たというのに。
 がっくりである。
 拍子抜けである。
 病院初心者の私は、こうしたシステムや流れにつ
いて無知である。
 私はなるべく早めの日にお願いしたいと告げた。
 受付係は、それを聞くと奥の方へ引っ込んで行った。
 少しすると戻ってきてこう言った。
 「では明日ということで」
 明日か。
 私は了解した。
 早く済ませたい気持ちで一杯だったのだ。
 受付係は、問診表を書くように用紙を寄越した。
 それはマークシート型になっていた。
 内容はこの手の問診によくあるものばかりだった。
 それを書き終えると私は予約票のような紙を受け
取った。
 そこには、「採尿をします」「朝食は食べないでお
越しください」とあった。
 私は、その紙を持って病院を出た。
 また明日ここへ来るのか。
 まぁ、仕方がない。
 私は次の用事先へ向かうことにした。
 
 ~続く~