なるギターの革命家セゴビア」を聞いた。
ついて、その音楽を聞きながら業績を語るというものだ
った。
出演は、ジャズ・ギタリストの渡辺香津美氏、クラシック
ギタリストの村治佳織氏、手塚健旨氏だった。
私はセゴビアもこれまで殆ど聞いてこなかった。
顔つきに傲慢さが現れており、その音楽を聞く気になれ
なかったのだ。
「この人は私にはダメだ」と思うと、もう聞かない。
こうしてみると私は自分で思っている以上に人を見た目
で判断しているようだ。
番組では現代クラシック音楽の世界に、前例がないほど
の影響を及ぼしたセゴビアの活動について語られた。
同時にその人柄についても多くが語られた。
やはり傲慢な人だったようだ。
「俺様」な人だったそうだ。
虚栄心も強い。
傲慢にして虚栄心が強い。
なかなか強力な組み合わせである。
では、その音楽はどうだったのか。
こちらは素晴らしい。
だが、その人間性を知ると、聞く気が失せてしまう。
番組を聞いて色々勉強になった。