当地は雨は降らないが、気温の方は安定してきて
いる。
天気予報でも「気温は平年並み」という言葉が聞か
れるようになった。
平年並み!
何と良い響きの言葉だろう。
今年の38℃に達する高温の日々の中で(地球は壊
れてしまったのか?)と思った。
夕方になっても35℃前後から下がらない気温を見て
いると(今年も昨年のようになるのか?)と心配した。
そう、昨年は今年に劣らぬほど暑かった。
最高気温では今年の方が上だった。
だが、暑い期間が長かった。
10月に入っても夏の暑さだった。
10月15日頃まで夏としか思えない暑さだった。
それくらいだから9月は、完全に夏だった。
(9月は秋ではないのか!)と思った。
暦破りの暑さだった。
(これから毎年こうなるのでは?)とも思った。
(毎年10月まで暑くてはかなわないなぁ)と思った。
それも、今年はどうやらなさそうだ。
「平年並み」だからである。
あぁ、良いなぁ平年並み。
何が起こるかわからない世の中ではあるが、せめて
気温だけはこんな感じで進んでいってほしいと願っている。
注)”暦破り”とは私の造語で、暦に沿わない異常な気
象、陽気を意味する。