不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

急変したサッカーマスコミ。

 今回のサッカー・ワールドカップ・南アフリ
カ大会での日本代表と代表監督に対する
マスメディアの評価の急変には呆れてしま
った。
 大会前には、「日本最弱」と報じたメディア
がいくつもあった。
 悪く報じていたのは主に活字メディアであ
った。
 言いたい放題の悪口大会になっていた。
 もしかすると、日本チームや岡田監督を悪
く書けば部数が伸びたのかもしれない。
 大会が始まる前から非難をしてどうなるの
か、弱いのだったら、弱いで仕方が無いでは
ないか。
 W杯に出場できるのだから、それだけでも
御の字ではないか。
 だがサッカーファンたちはそれでは気がす
まないのかもしれない。
 一方、テレビ局では、そこまで悪く評する局
は無かった。
 それは自社で日本戦を報じる予定があるか
らで、悪口を報じて商品価値を下げたくなかっ
たからであろう。
 それがカメルーン戦で日本が勝つと、メディ
アの論調は急変した。
「一夜にして変わる」とよく表現されるが、まさ
しく一夜にして変わってしまった。
 最弱チームが輝けるサムライイレブンになり、
駄目監督が名将になった。
「手のひらを返す」という表現もあるが、それも
見事に当てはまる。
 一貫性など微塵も無い。
 あるのは場当たり的な態度だけである。
 
 私はかなり以前からマスメディアには呆れて
いる。
 今回は呆れると同時に笑ってしまった。
 所詮彼らは、こんなものなのである。