これはインドのある導師が話したことである。
「指に刺さったトゲを抜く時に、どうするか?
別のトゲを持ってきて、そのトゲを使って刺さったトゲを抜く。
トゲが抜けたら、別のトゲは用済みである。
そのトゲは刺さっていたトゲと共に捨てられてしまう」
別の導師は、同じ趣旨の話をしている。
「焚き火をする時に、其処らに落ちている不要な木の枝で燃え加減を調節する。
燃えやすいように、その棒で重なった落ち葉をかき混ぜたりする。
木の棒なので、その棒も燃えて少しずつ短くなる。
そして、一通り燃えたら、その棒も焚き火に入れて燃やしてしまう。
それで、焚き火は終わる」
これらの例え話は、わかりやすく有益である。
私はこれらの例え話を、新型コロナ禍が起きて、少しして思い出した。
同じ展開になるのだろう、と思ったらである。
遠くない将来これと同じことが、新型コロナワクチン禍において起こるのである。
明日は、その解説をする。
~続く~