その豆球は一日約20分だけ点灯する。
「お得意の暗視能力で見えるのではないのか?」
そういう声があるかもしれない。
断っておくが、お得意ではない(笑)
一定以上の光量がないとモノの色まで正確には把握
できないのだ。
これを「修行不足だ!」と指摘されるかもしれないが、
特にこの件について修行するつもりもない。
ただ、普段でもかなり暗くても大丈夫であることは事実
である。
字を読むのでなければ、豆球だけでも生活できる。
ただ、暗いままよりも、少量でも光はあった方が便利で
はある。
そのため普段は普通程度に照明を灯して生活している。
暗いところで暮らしているわけではないのだ。
では、電気店に買いに行くか。
その前にインターネットで調べてみる。
へぇ~、LEDの豆球があるのか。
電力消費量が従来品の10分の一のようだ。
そうか、LEDはそうなのか。
我が家にはLEDの照明器具は一つもない。
よく知りもしない。
では、注文するか。
翌日、品物は届いた。
早速取り付ける。
おぉ、点いた。
我が家で初のLED照明である。
新しい時代を感じるなぁ。
私が子供の頃にはLED照明なんて無かったからからなぁ。
LEDの豆球の小さな光は、柔らかくとても新鮮に見えた。