私の年賀状は、オール手書きである。
本文も住所・宛名も手で書く。
以前は、そうではない時期もあった。
プリンターで印刷していた。
その頃は、年賀状書きは、ごく簡単だった。
出す人を住所録で確認し、文面を整える。
それからは、プリンターに年賀葉書にセットする。
あとは、実行させるだけだった。
これは、年賀状書きではなかった。
ただの作業だった。
誰に出すかを事前にチェックするものの、その人につい
てイメージするのはその時だけだった。
その後は流れ作業に、紛れてしまっていた。
これでは、よくないのではないか。
私は、疑念を抱くようになった。
その翌年から、オール手書きに切り換えたのである。
手書きは、神経を遣う。
ペンで書くので、間違えても消せない。
書き損じした場合は、郵便局で一枚5円の手数料でで交
換してもらえる。
そうは言っても、できることならノーミスで済ませたい。
となると、書くのも少し緊張を要する。
年賀状書き=緊張する、神経を遣う、という図式となる。
私は、この気を使う年賀状書きを遠ざけていたのである。
お得意の先のばしである。
年賀状の書き上げと差し出しが、毎年遅いのはそのため
である。
「それだけわかっているのなら、さっさと改めれば良いの
に」と言われそうである。
ごもっともである。
わかっていながら、変えられない。
そうしたものである。
~続く~
朝顔メモ
昨日、完成の花が2個、いずれもど根性朝顔。
本日は、完成の花がど根性が2個、その他が4個、不完全が2個、計8個。