不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

年賀状を書く。その②

 私の年賀状は、オール手書きである。
 本文も住所・宛名も手で書く。
 以前は、そうではない時期もあった。
 プリンターで印刷していた。
 その頃は、年賀状書きは、ごく簡単だった。
 出す人を住所録で確認し、文面を整える。
 それからは、プリンターに年賀葉書にセットする。
 あとは、実行させるだけだった。
 これは、年賀状書きではなかった。
 ただの作業だった。
 誰に出すかを事前にチェックするものの、その人につい
てイメージするのはその時だけだった。
 その後は流れ作業に、紛れてしまっていた。
 これでは、よくないのではないか。
 私は、疑念を抱くようになった。
 その翌年から、オール手書きに切り換えたのである。
 手書きは、神経を遣う。
 ペンで書くので、間違えても消せない。
 書き損じした場合は、郵便局で一枚5円の手数料でで交
換してもらえる。
 そうは言っても、できることならノーミスで済ませたい。
 となると、書くのも少し緊張を要する。
 年賀状書き=緊張する、神経を遣う、という図式となる。
 私は、この気を使う年賀状書きを遠ざけていたのである。
 お得意の先のばしである。
 年賀状の書き上げと差し出しが、毎年遅いのはそのため
である。
 「それだけわかっているのなら、さっさと改めれば良いの
に」と言われそうである。
 ごもっともである。
 わかっていながら、変えられない。
 そうしたものである。
 
 ~続く~

 朝顔メモ
 昨日、完成の花が2個、いずれもど根性朝顔
 本日は、完成の花がど根性が2個、その他が4個、不完全が2個、計8個。