不二家憩希のブログ

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喪主になったら ⑨カタログを寄越さない。

 葬祭業者との商談は、カタログを見ながら進められる。

 かなりの金額になる商談になるにも関わらず、葬祭業者はカタログを渡してく

れない。

 世間の普通の商談であれば、カタログはお客は受け取るものだ。

 高額の商談であれば、ほぼ例外なくカタログは手に入る。

 だが、葬祭業者はカタログをくれない。

 何故か?

 彼らはカタログを渡したくない理由があるのだ。

 後々気持ちが落ち着いた時にカタログを見返してみて「ボッタクリじゃないか!」

と気が付かれては困るからである。

 証拠となるカタログはお客の手許に残しておきたくないのだ。

 彼らは悪質なのだ。

 商行為として間違っているし、それを悪いとはわかっていないようだ。

 彼らはマトモではなさそうである。

  紳士的な態度をとりつつも、タガが外れた部分があるのだ。

 葬祭業者との商談は、要注意である。

 冷静な対応をするために、こちら側の知人の同席者をおいて始めることが望ましい。

 一人で決めようとすると、葬祭業者の思惑通りである。

 彼らは手練のトークで、やすやすとボッタクっていく。

 気をつけましょう!

 

 ~続く~