NHK-FMでアレサ・フランクリンの長時間番組を放送中である。
綾戸さんはアレサと同じように、米国でゴスペル歌手として活動の経験
があり、そうしたエピソードを交えてのトークが展開された。
この綾戸さんの音楽上の話も興味深かったのだが、私はそれよりも感心
したことがある。
ジョークが面白いのだ。
「大阪のおばちゃん」という生得のスタンスで、おもしろ発言を連発する。
トークを受ける二人の音楽評論家は笑いこける。
面白いなぁ。
これだけおもしろトークができる人は、お笑い芸人にもいないと思う。
レトリックが絶妙なのだ。
テンポも良い。
歌がうまくて笑いも取れる。
エンターテイナーとしては王道を行っている。
私は綾戸さんがこんな凄い人だとは思っていなかった。
またラジオに出ないかなぁ。