不二家憩希のブログ

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班での告別式参列。その⑬

 一般参列者で同じ町内のその人と少し話をした。
 私は人と会うとつい面白話をしてしまう。
 これは習性のようなものだ。
 だが、今回は場所柄をわきまえて今回は自粛した。
 そしてその方もお帰りになり、式場には班からの参列者
だけとなった。
 葬祭業者にとっては本来のお客である遺族は火葬場へ
行き不在で、参列者と関係者の中間のような班からの参
列者が残っている。
 これは葬儀ならではの状況である。
 班からの参列者が受付前に集まる。
 受付を担当した人が、香典をまとめ箱に入れる。
 そして葬祭業者を呼び、手渡す。
 皆が見ている前で渡したことを確認する。
  葬祭業者は直ちに事務所に持って行く。
 こらは私たちの重要な任務なのだ。
 (誰かがやってくれるだろう)的なお任せ気分でいると、
結局誰もやっていないことがある。
 「えぇ~、誰もやっていないの?!」である。
 そうしたことがあってはならない。
 信頼されて任されているからには完遂しなければなら
ない。
 難しいことではないが、香典管理は大切なのことである。
 これを業者に任せると、結構な金額を請求されるのだ
ろう。

 ~続く~