私はその宗教の信者ではなく、今後信者になるつもりは
一切ない。
ただ、そこの教会長先生と話のウマが合うので、たま
に会いに行くのだ。
先方も私と話の波長が合うと仰る。
「不二家さんほど、話していて間髪入れずに話に反応
してくれる人は他に会ったことがない」と言う。
普段はその宗教の信者さんと先生と信者の関係で話
をしているので、ある種堅苦しくなってしまうのかもしれな
い。
一方私は信者になるつもりは１２０％無い。
また、この宗教は信仰の勧誘を一切しないことで知られ
ている。
教団全体がそういうカラーなのだ。
それで何を話すかと言うと、宗教絡みのよもやま話とい
ったところである。
日常、そういう話ができる知人が私の周囲にはいない。
一人もいない。
無神論者に囲まれているというわけではない。
反宗教ではないが、言葉にして語るというほどでもない
のだ。
この教会長先生との話は楽しい。
自分自身を見つめ直すきっかけにもなる。
啓発されることも多い。
どこの宗派、教派、団体にも属さない私には貴重なひと
ときである。
