私は常に数冊の中古本を探索している。
それらは絶版本で、再版が見込めず入手困難なものばかりである。
それらのうちの一冊がブックオフオンラインに入荷した、とのメールを受け取った。
私はすぐに購入を決めた。
私はその本を10年以上前から探していた。
高額な中古本なら数冊あった。
アホらしいほど高額に値付けされている。
そういうものは無視してきた。
ある程度部数が出ている筈の本であり、希覯本では決して無い。
中古本屋にも悪質な店が珍しくない。
さて、その本をどうやって購入するか?
見ると「店舗受け取り可能」とある。
店で購入すれば、送料が要らない。
それなら最寄りのブックオフで受け取ろう。
350円の送料でも無料の魅力にはかなわない(笑)
数日後、最寄りのブックオフ店に届いたとのメールを受け取った。
私は早速受け取りに行った。
市内にあるそのブックオフは、以前は頻繁に行っていたが、ここのところはご無沙汰である。
我が家から少し遠いという理由もある。
自転車で出かけて走って店に着いた。
ここのブックオフは、そこそこ繁盛しているようだ。
何か他に良い本は無いか?と探してみたが、今回は無かった。
数冊一冊100円なら買うけどなぁ、という本があったが、自己流の速読術(笑)でその場で読み切ってしまった。
そしてカウンターで名前を名乗り目当ての本を購入する。
支払うのは本の代金だけである。
これはなかなか便利なシステムである。
私は足取り軽くブックオフを後にした。