矢沢永吉さんがドゥービー・ブラザーズやリトル・フィートのメンバーと懇意になり音楽仲間となったというニュースは、ロック少年だった私には衝撃だった。
矢沢永吉がビッグな男だということは知っている。
だが、それが通用するのは日本国内だけであり、海外では無名シンガーである。
一体、どうやってそのようなコネクションを築けたのだろうか?
札束で顔をひっぱたいて彼等を従わせることなど不可能である。
彼等自身が既にリッチマンであり、金になびく必要がない。
何よりもプライドが高い男たちである。
自分の気に入らなければ、有力者からの紹介でも決して共演はしない。
そんな彼等とどうすれば音楽活動を共にしてくれるようになるのだろうか?
私は1981年にこのニュースの第一報を聞いて以来、ずっとそのことを考えてきた。
だが、私の弱い頭脳では何も進展しなかった。
今日に至るまで謎のままである。
今でも考える。
「矢沢さんは、どうやって彼等と昵懇になったのだろう?」
私のような凡人には理解できない領域があるのだろう。
全然わからない(苦笑)
ご存じの方はご教授ください。