この新型コロナ禍において、私がガッカリしたことはたくさんある。
その中のひとつに、宗教団体の新型コロナワクチンに対する対応がある。
私はいくつかの宗教団体を観察している。
ポイントは新型コロナワクチン接種を信者にどう指導しているかにある。
ワクチン接種を推奨している団体がある。
教団トップがワクチンを称賛し信徒はそれに従う。
教団施設内で接種をしている教団もある。
一方、その反対にワクチン接種を禁じている教団もある。
「このワクチンは忌むべきもので、接種などとんでもない」としている。
その中間に位置する教団もある。
ワクチン接種は信者の自由意志に任せる、教団としては中立の立場を取っている。
常識的な対応と言えそうだが、一種の逃げとも言える。
さて、どれが正しいのだろうか?
私に言わせれば、教団がワクチン接種を推奨している教団は、完全に失格である。
接種を忌避するのが正解である。
中立の立場の教団は、ワクチンの邪悪さを見抜けなかったという点で劣ると言わざるをえない。
だが、「ワクチン忌避の教団が全面的に正しい教団である」と言うつもりはない。
新型コロナワクチン対策としては正しい対応を取ったというだけである。