来年度の町内会長が発表された。
新年に選挙があり、そこで決まったのだ。
実はお隣のNさんも候補者名簿に載っていた。
(へぇ~、Nさん会長さんをやってくれるのか?)
私はそう思った。
当地では会長さんは面倒な仕事が多く、なり手は少ない。
面倒仕事ばかりだと言えるかもしれない。
「どうしてもやりたい」という人などいない。
来年の会長を誰にやってもらうか?ということは毎年の最重要問題となっている。
そこにNさんの名前が立候補者名として上がっていた。
だが、結果的には落選したということになる。
どうやら名前だけ貸していたようだ。
対立候補を立てることにより無投票当選を避ける狙いである。
これは当地では昔からの慣例である。
選挙を経て決まった、という形が踏襲できたのだ。
いずれにせよ、新会長さんが決まり一安心である。
やって頂けるだけでも有り難いことである。
一年間、よろしくお願いします。