不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

接種に向かって生きてきた。

 私は毎日当市のワクチン接種率を確認している。

 さて、今日は何%かな?

 私が気になるのは一回目接種率である。

 この新型コロナワクチンは、一回でも接種してしまえば、それで終わりだからである。

 市役所のサイトを見る。

 77.0%、おぉ切りが良いな。

 おっと、そんな事を言っている場合ではない。

 77%かぁ。

 そんなに当市市民はワクチン好きだったのか。

 ガッカリであると同時に呆れてしまう。

 後々になって副反応に苦しむようになってから「実は嫌々だった」とか「仕方なく打った」とか言い出すのであろう。

 (何を甘いことを)と思う。

 甘すぎる。

 この新型コロナワクチン接種は生死と、その後の魂の行方を分ける極めて重要な起点なのだ。

 今生きているすべての人間のこれまでの人生は、本人は気がついていないであろうが、正にこの一点のみフォーカスされてきたのである。

 接種する人は、接種に向かって日々生きてきたのである。

 彼等の生得の性がその歩みを決定しているのである。

 彼等にはそれを気付かせる霊感、第六感が働きかけることは無かったのであろう。

 恩寵が無かったのである。

 当然であり、また仕方ないことである。

 私は77%の市民に囲まれて生活していくことになる。

 スリルのある日々になりそうである。

 しかし、その日々は実に短いものなのだ。