不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

暗闇に向かって墜落。

 ワクチン否定派にも冷たい方もおられるだろうが、推進派の人たちの比ではないように見える。

 ワクチン接種後に亡くなった方がおられれば、「一日に何人の人が亡くなっているか、知ってるか(だから、その死はワクチンとは関係ない)」「本人が知らないうちに何かの病気があったんだろう」「朝飯食べただけで、その後に死ぬ人もいますよ」

と冷たいコメントを寄せる。

 重篤な副反応が報告されても、「元々体が弱かったんだろう(だからたまたまそうなった)」などと一蹴する。

 何なのだろう、この冷たさは?

 おそらく自分とその家族だけが良ければ、他所は知らない。

 他の人がどうなろうと知ったことではない。

 そんな思惑が透けて見える。

 こういった人って、どのくらいいるのか?

 ごく一部?

 う~ん、そんなことないような気がする。

 推進派の中では多数派、ひょっとすると多数派かもしれない。

 あまり考えたくないなぁ。

 今回の新型コロナ禍は、人々の他者に対する思いがよくわかって興味深い。 

 冷たい人はどこまでも冷たく、その数は意外なほど多い。

 彼等の心の中は、おそらく真っ暗であろう。

 地獄は何処にあるのか?

 それは、その人の心の中にある。

 人はその暗闇に向かって自ら墜落していくのである。