不二家憩希のブログ

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新型コロナ禍の悪役たち。その②

悪役は、自分の悪さに気がついていない。

 ナチスやオウムは、大真面目だった。

 むしろ「自分たちは良いことをしている」と信じていた。

 今のコロナ禍の世界でもそうした人はいないだろうか?

 各国政府首脳や役人たちはどうだろう?

 今現在、彼らがしていることは正しいのか?

 ワクチンを提供しているファイザー社らは、どうだろう?

 彼らはいずれも「自分の使命を全うしている」と信じているだろう。

 だが、彼らの行為は良い結果に向かっているだろうか?

 政治家や役人は事実を隠蔽をし、大量の死者に目を背けている。

 製薬会社は躊躇なく未完成品の提供を行い「三回目の接種が必要だ」と言い始めた。

 彼らは真面目なのかもしれないが、良心が働いていないこともまた事実のようだ。

 彼らはパニック状態にある。

 想定外の事態の進展に混乱している。

 パニック状態の人や組織には正常な判断は不可能だ。

 私たちは、何に従うべきかを自問し道を選ばなければならない。

 本当の悪役は、一見悪役に見えそうにない人や組織であることがある。

 優れたミステリー作品は、読者に容易に見破られないようにそのようなキャラクター設定をしている。

 書き手である見えざる手は、読者である私たちに注意力を持ってことに当たるように求めているのだろう。

 現在の世界は「SFホラー・サスペンス・ミステリー」と言えよう。

 現実はフィクションを超えている。