米国の医療事情は日本や諸外国とは大きく異る。
受診にとにかくお金がかかる。
診察代だけでなく、薬価も高い。
現在、米国の糖尿病患者一人が一ヶ月に支払うインシュリンの費用は日本円にして10万円以上である。
「何だ、それは?高すぎるのでは」と思われるだろう。
高いのだ。
米国でも20年くらい前までは、インシュリン代も妥当な額、適正価格だった。
それを製薬会社が少しずつ値上げし、結果として今日のような価格となっている。
なぜ、そのようなことになったのか?
製薬会社が患者の足元を見て値上げをしてきたのだ。
インシュリンが無ければ糖尿病患者は早晩死んでしまう。
どうしても必要なものだから重要はなくならない。
だから値上げしてしまおう。
それで儲けようということである。
「信じられない」「そんな馬鹿なことがまかり通っているのか?」と言われるかもしれない。
だがこれは、真実である。
米国の製薬会社は極悪、鬼畜の類なのだ。
新型コロナワクチンの主要供給者のファイザー社、モデルナ社は米国の会社である。
両社もそのような考えのもと経営をしている。
ワクチン代も儲けを入れた価格となっている。
一回分はファイザー社が約2540円、モデルナ社が約2800円と言われている。
儲ける気満々である。
一方、英国のアストラゼネカ社は当面利益を得ない方針で約225円とされている。
ダーティーとしか言えない米国の製薬会社のファイザー社とモデルナ社のワクチンを接種しようという気にはなれない。
汚れた者が手掛けたものは、やはり汚れていることだろう。
~続く~