午後1時半、気温30.8℃、私はパソコンの前に座っていた。
大きな羽音が聞こえてきる。
「これは、もしや?」
見ると巨大なアシナガバチがゆっくりと近づいてくる。
うひゃ~!
私は心の中で叫んだ。
ハチは私を襲うつもりはなさそうだ。
だが、何故、家の中に入って来た?
それを検証している暇はない。
何とかしなければ。
私は紙で掴もうとした。
ハチは身をかわした。
私はキンチョールを取りに行った。
ハチ専用ではなく、普通のキンチョールである。
これで効くのか?
私は巨大アシナガバチに噴射した。
ハチは一度は落下したが、再び舞い上がり階段脇に留まった。
私は紙でハチを掴んだ。
そして、外に出て放した。
ハチは振り返ること無く、急旋回して飛んでいった。
おぉ、良かった。
私としては意外なほどスムーズに処理できた。
さすがに父のようにはいかないな。
アシナガバチ、もう入ってくるなよ~。
否、入ってきてくれては困ります!
よろしくお願いします。