昨年10月に亡くなったエドワード・ヴァン・ヘイレンのインタビュー記事を引用する。
この記事のタイトルでは「俺に影響を与えたのはクラプトンだけ」となっているが、エディは実際には何人ものロックギタリストからの影響を語っている。
決定的な影響を受け心酔したのはクラプトンだけということだろう。
と言ってもクラプトンの全キャリアではなく、クリーム在籍時の3年ほどの期間に限られると言う。
クラプトンの他にはピート・タウンゼント、トミー・アイオミ、スティーヴ・ルカサー、アンガス・ヤング、リッチー・ブラックモア、レスリー・ウェスト、ジミー・ペイジ、ジェフ・ベックらを称賛している。
特にジミー・ペイジの奏法からは大きなヒントを得たと語っている。
なぁんだ。
割と普通のロックギタリストの影響の受け方と同じである。
それでも、”自分はクラプトンの影響しか受けていない”と強弁するところが、エディの性格を表しているように思える。
意外と難しい性格の人だったように推測される。