NHK-FM”夜のプレイリスト”イルカさんの週の最終日に紹介されたアルバムは、スーパートランプの”危機への招待”だった。
へぇ~、スーパートランプか!
それも有名な”ブレックファースト・イン・アメリカ”ではなく”危機への招待”を選ぶとは、なかなか通な選択である。
私はスーパートランプの大ファンである。
ラジオでオンエアされるだけでも嬉しい。
ファンとはそういうものだ。
イルカさんは、1970年代に各地へライブツアーを行う際に、大きなテープデッキを持参し、それで音楽を聴いていたそうだ。
この少し後になれば、ウォークマンをはじめとした手軽で高音質のプレイヤーが出てくるのだが、当時は簡単に持ち運びできる再生機は無かった。
イルカさんとしては、自宅以外でも良い音のステレオ再生で聴きたかったのであろう。
その時聴いていたのが、スーパートランプだったそうだ。
番組の最後には、少し時間が余ったので何かスーパートランプの別の曲をかけることになった。
そこでイルカさんが選んだのは”ブレックファースト・イン・アメリカ”だった。
ある意味定番の曲である。
「スーパートランプとしては異色な味わいのある曲だけれど、ヒットした曲ということでやはりこの曲を」ということだった。(このコメントは私の貧弱な記憶を元に要約してある。)
さすが、イルカさん、よくわかってらっしゃる。
その通りである。
久しぶりにスーパートランプのアルバム全曲がかかり、ファンの私としては大喜びだった。
”危機への招待”から私が最も好きな曲を載せます。