NHK-FMの”夜のプレイリスト”を聴いた。
この週のDJはシンガー・ソングライターのイルカさんである。
イルカさんが取り上げるのはすべての日が洋楽である。
なるほど。
この世代のシンガー・ソングライターは、自分ではフォークソングやそれに類す
る音楽を作り歌っているが、個人的な趣味としては洋楽大好きという人が多い。
この日は、ビートルズの”ア・ハード・デイズ・ナイト”だった。
イルカさんは熱狂的なビートルズファンだそうだ。
ビートルズの来日公演も観に行っている!
これは相当なものである。
当時は、全国の学校では「ビートルズを観に行っては行けない」という指導がさ
れていた。
イルカさんの学校でも、禁じられていた。
行けば即退学処分という学校も沢山あった。
だが、イルカさんは観に行った。
大した度胸である。
見かけによらず大胆である。
それくらいの肝っ玉が座っていなければ、厳しい音楽業界で生き抜いていくこと
は出来ないのかもしれない。
放送内容を聞く限り、イルカさんは芸能界でも屈指のビートルズファンであることは、よく伝わってきた。
語り口の熱さが作り物ではないことがはっきりわかった。
当時の女子ファンにはリンゴ・スターが一番人気だったというエピソードは興味
深かった。
これはフランスと同じ現象である。
フランスで何故リンゴが人気があったのか?という謎は、フランスの大スター
「ジャン・ポール・ベルモントと同傾向の顔だから」という推測がある。
では、日本の場合は、何故なのか?
う~ん、私にはわからないなぁ。
可愛いから?
女子は呆れるほど見た目で評価を下すからなぁ。
まぁ、私にはわかりません(笑)