悔しいという感情とは、一体何なのだろうか?
私流に解釈してみる。
事前の想定とは異なる結果になり、地団駄を踏む、イライラする、面白くない、
不愉快だ、という気持ち、ではなかろうか?
事前の想定とは何か?
期待と言い換えることができるだろう。
今の世の中では””期待をする”という姿勢は、正しいこととされている。
一定の好ましい結果が生まれることを待ち望むということであろう。
さて、これは本当に正しいのだろうか?
私はそうは思わない。
この世に対する期待は無用な煩悩を生む元となると考えている。
混沌とし儚いこの世において、期待するということは受け入れられない苦痛を強
調することになる。
何も期待せず、あるがままを受け取る。
これが私の基本方針である。
この世に対する期待は煩悩の元なのだ。