NHK-FM”世界の快適音楽セレクション”を聴いた。
番組後半に”湯浅学の演歌大学”のコーナーがあった。
湯浅さんが担当する回に不定期に放送される小特集である。
世界中の音楽から”演歌心のある”曲を説明を交えて紹介する。
洋楽に演歌心が本当にあるわけはないのだが、その曲を聴くと「おぉ、これ
はまさしく演歌だ」と納得してしまう。
面白こじつけ風な趣向である。
今日はサンタナの”ムーン・フラワー”だった。
この曲は、サンタナが1977年に発表した曲である。
聞けば確かに演歌風である。
日本の音楽を剽窃したのでは?と思ってしまうほどである。
サンタナの曲には、日本風の音楽が多い。
この”ムーン・フラワー”は、その最たるものであろう。
この演歌テイストは、どこから生まれてくるのか?
カルロス・サンタナ自身はラテン系の人である。
異国の人である。
なのに,この演歌風味である。
不思議である。