今週のはてなブログの募集テーマは「私の好きなあのお米」と
のことだ。
私は普段はごくありきたりの安物の米を食べている。
だが、時々進物としてお米を頂くことがある。
それらのお米はやはりおいいしい。
進物品にお米を選ぶということは、そのお米の味に納得と信頼
を持っているからであろう。
その味は日頃私が食べていお米とはまるで違う。
先日頂いたお米は”氷温熟成米”というお米だった。
氷温熟成米?
何だそりゃ?である。
ネットで調べてみる。
収穫した玄米を、熟成用の氷温庫に入れる。
温度は凍る直前の未凍結の温度帯「氷温領域」で、急激に温度
低下させる。
そのまま冷した状態で熟成させる。
熟成が終わると二日間かけて常温に戻される。
そして、すぐに精米される。
では、お米を氷温熟成をするのか?
生物の中には不凍液成分が含まれているそうだ。
お米の中に含まれる不凍液成分は、デンプンから生成される糖
分であり、タンパク質から生成されるアミノ酸である。
これら甘みとうまみ成分となるものを引き出すために氷温熟成
という技術を用いるのだそうだ。
確かに味の違いがはっきりとわかる。
お米はどれでもそれなりにおいしいものであるが、この氷温熟
成米ははっきりと味の違いが感じ取れる。
実に美味しいお米である。
お米を0℃で冷凍するとは、私たち素人には思いつかない手法
である。
当地にはこの氷温熟成米は売られていない。
お近くで見かけたら是非を味を見てみることをおすすめする。