不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

まさか10円。

  年明けからヤフー・オークションで入札・落札をしている。

 私が入札するのは専ら本である。

 先日私が以前から購入を検討している本の出品を見つけた。

 新本で「ほぼ未使用に近い」とされている。

 入札期限が三日間でその時点での入札はゼロだった。

 スタート価格は10円である。

 10円か。

 人目を引くように目立つ価格で設定しているのだろうな。

  だが、こうした低価格で始まっても、すぐに上昇するのが常である。

 あるいは、終了直前に急騰する。

 そんな値動きを沢山見てきた。

 まぁ、それでもこれは欲しかった本である。

 私は10円で入札した。

 さて、これでどうなるかなぁ?

 その日は10円から値は動かなかった。

 次の日も10円のままである。

 へぇ、これは珍しいな。

 そして最終日となった。

 まだ10円のままである。

 ひょっとして、誰も見ていない、ノーチェックな品なのか?

 終了3時間前、2時間前になっても10円である。

 これは、どういうことなのか?

 1時間前、30分前、まだ10円である。

 そして、終了した。

 決定価格10円である。

 おぉ、こういうことって本当にあるんだな~。

 不思議な感覚である。

 幸運に出会うと、驚きしかない。

 嬉しさよりも(大丈夫なのか?)と思ってしまう。

 不幸、不運に慣れてしまっているからであろうか?(笑)

 

 

 

差額の切手。

  先日ヤフー・オークション落札で届いた品を荷解きしていた時のことである。

 品物の他にチラシが入っている。

 出品者はストアで実店舗も経営している。

 その店の宣伝のチラシである。

 その他にもう一つなにか入っている。

 切手だ。

 あぁ、これは。

 送料分でこちらが払いすぎた分の差額であろう。

 「まとめて取引き」を利用したので差額が出たようだ。

 なかなか誠実だなぁ。

 黙っていても、知らんふりをしていても気が付かなかったかもしれないところを、正直に申告し送付している。

 これが私だったら、どうだったろうか?

 差額に気が付かなかったかもしれない(苦笑)

 世の中は、こうした誠実さによって美しさが維持されているのだろう。

 小さなことではあるが重要なことである。

 

落札本、4冊届く。

  今年に入ってからヤフー・オークションで落札した品が届いた。

 中古本4冊である。

 荷を解く。

 さて、どんなコンディションか?

 ネット画像で十分確認ずみのつもりだが、実際に手にとって見るまでわからない。

 極めて巧妙な撮影術で欠点、汚点が隠されていることもある。

 意図的ではなくとも写っていないこともある。

 4冊のうち2冊ずつ同じ著者のものである。

 まずは日本人著者のものを確認する。

 この2冊は、ほぼ新品だった。

 スリップが入ったままだった。

 残り2冊は米国人の著者のものである。

 こちらも汚くはないが、ネット画像以上に古びている。

 うち一冊はかなり日焼けしており紙質が劣化している。

 まぁ、仕方ないな。

 レアな絶版本である。

 入手できただけでも幸運である。

 いずれも以前から読みたいと思っていた本である。

 「外出を控えてくれ」という新型コロナ関連のお上のおふれに従い、読書に勤しむことにしよう。