不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

傷跡の深化と脳の老化

  過去の記憶も未来への思い、これらは幻想である。

 妄想である。

 それらは、今現在は存在しない。

 記憶の中に、漂う心の中に傷跡を留めているだけである。

 人は、その傷跡から思い出を読み取る。

 楽しいことであると辛いことであろうと、それらは傷跡でしか無い。

 この行為を繰り返しているうちに、傷跡は深く広がっていく。

 この傷は修復不能である。

 治癒されることはない。

 自らが選んで繰り返している愚かな行為に働く自己治癒力は無いからである。

 そこから脳の破壊が始まる。

 高齢になるに従って、脳の働きが弱まるのは、このためである。

 傷跡が脳を侵食し、正常な動きが阻害されるからである。  

 早く老化を進めたければ、過去の思い出には浸り続ければ良い。

 

 

耽溺と破壊:過去と未来の幻想

 過去の思い出への耽溺は認知症を誘引する。

「では、未来なら良いのか?」という声があるかもしれない。

 未来もNOである。

 未来への耽溺も脳を破壊する。

 過去は幻想であり、未来も幻想である。

 それらは、存在していない。

 幻想を常に脳に留めていると、魂の力が奪われてしまう。

 魂の力が大きく減退する。

 だが、未来への耽溺は、過去の振り返りほど重症化することは、少ない。

 人は未来への幻想に生きていても、いずれかの時点で現実生活に目を向けざるをえなくなる。

 夢ばかりをみてはいられなくなる。

 そこで目が覚める。

 脳が破壊されるところまで悪化する例は、極めて少ない。

 十代の不安定な揺れ動く心理状態は、これに当たる。

 殆どの人は目が覚める。

 目が覚めないままで成人した人もいる。

 彼らは潜在的な狂気を抱えたまま生きていく。

 

 

 

 

接種後の体調不良の増加。

 いつもの集いに行った。

 今日は4名が欠席だった。

「体調が悪くお休みします」とのことだ。

 当ブログお約束の「新型コロナワクチン接種による体調不良だ」である。

 こうした調子が悪い人が、新型コロナワクチン接種以降、少しずつ増えている。

 すぐに気づくほど大量ではない。

 全国ニュースになるほどではない。

 だが、明らかに増加傾向にある。

 これは私が「何でもかんでも新型コロナワクチンのせいにして」(苦笑)気をつけて観察しているから、目に付くのかもしれない。

 このような体調不良者が頻発ているのは、このいつもの集いだけではあるまい。

 当ブログでは、このいつもの集いにフォーカスして記しているが、日本のどこか他でも起きているに違いない。

 ただニュースになっていないので、話題にならないだけであろう。